鋳造ジャーナル2020年11月号に、弊社社員が投稿した技術論文「デンドライト形態に関する一考察」が掲載されました。
以下に緒言を抜粋します。
「鋳造における凝固組織としてデンドライト形状は身近な存在であり、近年ではフェーズフィールド法などのシミュレーションによって、現象を視覚的に再現する事も出来る。しかし、デンドライトが何故あのように、樹枝状結晶とも呼ばれる複雑な形状を持つかについて、その本質について議論される事は少ない。本報では、偏微分方程式論を用いた数学的構造と界面移動現象との間の関係を議論する事により、形態学的複雑さを生み出す本質について議論する。」
鋳造ジャーナル2020年11月号 .pdf